WCMA
Women's Clinic Minami Aoyama
『エピゲノム』=『DNAスイッチの切り替え』について
運動して筋肉を鍛えれば、筋力が向上します。
たとえ高齢になってからでも、適切な方法で行えば、筋力は向上します。
これも『エピゲノム』=『DNAスイッチの切替え』の一例です。
では、老化した卵子を再活性化するためにはどうしたら良いのでしょうか?
そもそも、「卵子の老化」とはどういうことなのでしょう?
老化すると、卵子の質と量が低下することが知られています。
*卵巣にある卵子のイメージ
『卵子の質』については、例えば”ゆで卵”をイメージすると分かりやすいかもしれません。
新鮮な生卵の白身が透き通っているのに対して、ゆで卵の白味は文字通り白く濁って固まっています。
新鮮な卵の黄身がプルンプルンしているのに対して、
鮮度が落ちてくると弾力性が低下しますし、ゆで卵の黄身は濁って固まっています。
こういった変化は、”変性”と呼ばれるものです。
体や細胞の働きを担う酵素などのタンパク質の形が変わった結果、
固まってしまったり、濁って見えたりするのです。
ゆで卵は熱によって変性するのですが、
加齢に伴って似たようなことが卵子にも起こることで「卵子の質」が変化するのです。
残されている『卵子の量』については、
採血でAMH(抗ミューラー菅ホルモン)値などを測定することによって大まかに分かります。
そして加齢や卵巣の手術などによってAMH値が低下した場合、
再上昇させることは不可能だとこれまでは思われてきました。
しかしAMH値を再上昇させる様々な方法に関する学術論文が次々と発表されはじめています。
*このページは科学の進歩に伴い、順次改変を行なっていきます。
女性の”カラダの中からの抗老化とオプティマル・ヘルス”を
新しいかたち(DNAケアとITシステム)でお手伝いする医療機関です。